• 2016年9月2日
  • 2021年11月15日

ナースステーションでのマナー

 

建物の構造上、多くの病院でナースステーションは閉鎖的な空間であることが多かったのですが、最近では開放的なオープンカウンター式になっているところも増えています。患者さんやご家族、お見舞いの方に常に見られるようになったナースステーション。不信感や誤解を与えないように振る舞う必要があります。今回は、ナースステーションでの注意したいマナーについてお伝えします。

プライベートな話で盛り上がらない

恋愛話や趣味の話など、プライベートな話は盛り上がりやすくなりがちです。しかし、気がつかないうちに大きな声になってしまい、患者さんや家族に不快感を与えてしまうことも。ナースステーションにいる際は、プライベートな話は慎みましょう。

プライバシーを守る

患者さんの病名や病状を外部に漏らさないよう気をつけるのはもちろんですが、申し送りの際などはどうしても患者さんの情報が周りに聞こえてしまうリスクが高くなります。そのため、申し送りをする場所(位置)や声量などには十分注意しましょう。 ナースステーションは病院を訪れる不特定多数の方が訪れる場所。患者さんやご家族が近くにいるときだけでなく、日ごろから意識して声の大きさや会話の内容に気を配るようにしましょう。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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