• 2017年9月15日
  • 2021年11月15日

【看護師の悩み】【内科⇒外科】自分のできなさに愕然

 

【質問】【内科⇒外科】自分のできなさに愕然

長い間、内科で勤務していたので、心機一転、新しいことを学びたいと外科に就職しました。しかし、仕事が覚えられず、要領もつかめずにいるため、焦って失敗することが多くなりました。先輩にもあきれられ、仕事に行くのがつらいです。前の病院ではそれなりに働けていたのに、あまりの自分のできなさに愕然としています。(岐阜県在住 看護師歴10年目 38歳)

【回答】「できない」のは今だけととらえよう

できないのは当然だと受け止める

どんなに経験豊富な看護師さんでも、転職後は看護に関する知識・技術だけでなく、業務やシステムなどこれまでと大きく異なることを一から覚える必要があります。そのため、どんな人でも慣れるまでにはそれ相応の時間がかかるのです。しかし、ある程度の経験年数を積んでいるからこそ、「使えない看護師だと思われたらどうしよう……」と不安が強くなることもあるかもしれません。

また、「少しでも早く仕事を覚えて、そつなく働ける看護師」を目指しているものの、理想と現実のギャップを受け入れられずに空回りする看護師さんも多いです。
前の病院ではそれなりに働けていたということは、仕事をする能力に大きな問題があるわけではないと思います。できないのは「今」だけの話であり、これからはできることが少しずつ増えていくはず。一歩一歩確実に進んでいくことが、解決のカギを握っているといっても過言ではありません。

「ネガティブ思考」に注意

自分の状況を否定し続けることが多ければ多いほど、陥りやすいのが「ネガティフ思考の悪循環」です。「あれもできない」「これもできない」「どうしてミスばかりしてしまうんだろう」「看護師を続ける自信がない」などのネガティブな思考は、常に「自分へのダメだし」をし続けることになり、さらに自信をなくす結果につながります。

無理にポジティブ思考を目指す必要はありませんが、こういう時期ほど、自分をいつも以上にねぎらうことを意識しましょう。

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