• 2018年6月5日
  • 2022年1月12日

夜勤のマナー

 

夜勤では業務中に眠気が出てしまうことがあります。眠気があるとパフォーマンスが低下しやすくなり、場合によってはミスを引き起こす原因にも。夜勤で眠くならないための工夫をご紹介します。

休憩中は10分でも仮眠をとるよう努める

業務が立てこんでいたり、緊張が強かったりする場合、仮眠をとらずに休憩時間を過ごす方もいますが、少しでも仮眠をとることがおすすめ。10~15分程度の短時間睡眠でも、疲労回復と眠気防止効果が期待できます。「どうせ眠れないから……」と諦めず、数分でも眠れるような環境づくりを心がけましょう。考えごとなどで眠れない場合は、ヒーリングミュージックを聞いたり、快眠へ導くスマートフォンアプリの導入も検討してみてください。

業務中は眠気を感じないように工夫する

業務中にできる眠気防止の方法はいくつかありますが、なかでも簡単にできるのが手のツボを押すこと。代表的な手のツボをご紹介します。
・中衝(ちゅうしょう):中指の爪の生え際から、人差し指側にある爪の2mmほど下の部分
・合谷(ごうこく):親指の骨と、人差し指の骨の合流地点付近
ツボは、やや痛いと思うくらいの強さで15~60秒程度を目安に押します。
そのほかにも、クール系の目薬をさす、カフェインを摂取する、冷たい水分を摂取する、一時的に息を止める、耳たぶを引っ張るなど、さまざまな眠気防止の方法があります。ご自身に合った対策をとり、眠気を防いでいきましょう。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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