• 2018年5月15日
  • 2022年1月18日

【復職の不安解消!】必要なバイタルサインの学習法とは?

 

復職に対する不安の多くに「看護技術」があります。ブランクが長ければ長いほど、その不安や心配は大きくなり、「本当に看護師として勤められるのか?」と葛藤してしまうことも。そこで今回は、看護師の基本となるバイタルサインのスキルを学ぶためにおすすめの方法をご紹介します。

現場で必要なバイタルサイン測定を、書籍でおさらい!

バイタルサインとは「生命徴候」のことで、脈拍や呼吸、体温、血圧、意識レベルのことをさします。教科書や参考書を読み直して学ぶことができますが、「臨床につなげていくにはどうしたらいいの?」と、おさらいしただけでは不安なことも。そこでおすすめしたいのが、「バイタルサイン測定」に着目した書籍での学習です。私のおすすめの書籍を2冊、ご紹介します。

1)「みるみる身につくバイタルサイン」照林社
バイタルサインの基本はもちろん、観察したことからどのようにアセスメントを行っていくのかがわかりやすく解説されています。

2)「基礎と臨床がつながる バイタルサイン」学研メディカル秀潤社
こちらの書籍は看護学校ではじめて学ぶような基礎的な内容を解説しているので、ブランクが長い人向けの書籍です。臨床の現場でどのようにつなげていくのか、くわしく紹介されています。

実践で感覚を取り戻すなら復職支援セミナーを活用!

「復職支援セミナーって敷居が高そう」、「ブランクがありすぎて参加するのが不安」と感じてしまい、復職支援セミナーへ参加する潜在看護師はあまり多くはありません。ですが、不安を抱えたまま復職をするよりも、事前に復職支援セミナーなどで実践してから臨むことがおすすめです。以前の感覚を少しでも思い出すことは、働く意欲や自信にもつながっていきます。また、師長クラスのベテラン看護師による指導が受けられるので、復職のさまざまな事例を見たり、体験してきたりした人生の先輩方のお話が聞けるかもしれません。まだ復職を迷っているという方でも、まずは気軽な気持ちで参加してみることで、いろいろな方向性を発見したり、物事の考え方が広がったりする可能性があります。ぜひ、一度検討してみてくださいね。

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