ホウレンソウ(=報告・連絡・相談)をしっかりとする、受け答えはハキハキとする……など、社会人としてのマナーを守ることは大切です。それに加え、先輩たちから好意を持ってもらえると、仕事がさらに円滑に進みやすくなります。今回は、愛される後輩になるためのポイントについてご紹介します。
感謝の気持ちを率直に伝える
後輩から頼られている、慕ってもらえていることがわかると、うれしいと感じる先輩はたくさんいます。照れや恥ずかしさなどから、素直に受け取ってくれないこともありますが、「ありがとうございます」「助かりました」「○○さんがいてくれて、心強かったです」という本心をきちんと伝えることは大切です。
お世辞をいったり、媚を売ったりするのはNGですが、たとえ苦手な先輩でもフォローしてくれたり、ためになるアドバイスをもらったりすることもあるはず。感謝の気持ちは、できるかぎり率直に伝えるように心がけましょう。
先輩からの誘いはむやみに断らない
「仕事仲間とはプライベートな付き合いをしない」という人も増えていますが、仕事以外の場面で先輩とコミュニケーションをとることで、親近感や親密度が増す可能性はとても大きいです。無理をしてまで付き合う必要はありませんが、飲み会やランチなどに誘われたときは、可能なかぎり参加を検討しましょう。
こういったことをしないと愛されないというわけではありませんが、心を通わせようとする努力は相手にも伝わります。無理のない範囲で、できるところから取り組んでみましょう。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵