威圧的な言動をとる上司に、どのように対応をすればいいのかとまどうことはありませんか? 今回は威圧的な上司への考え方や接し方についてお伝えします。
上司が威圧的な理由とは
威圧的な態度をとる人は、「自分が優位であることを誇示したい」「相手を支配し、思いどおりにしたい」という欲求が強い傾向にあります。また、「自分の考えは絶対に間違っていない」と思いがちなため、反論をすると逆効果になることがほとんどです。
威圧的な人は世話好きな場合が多いので、上手に頼ることが円滑な関係性を気づくコツ。相手の長所をほめたり、「教えてもらえてよかったです」というひと言を添えたりして、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
必要以上にへりくだらない
威圧的な態度をとられると、思わずへりくだったり、おびえたりしてしまうこともあると思います。しかし、必要以上にへりくだると、相手はますます威圧的な態度をとるようになってしまいます。できるだけ普段と変わらない態度で接するよう心がけましょう。 仕事に支障が出るほどの発言・行動が見られた場合は、自分から直接指摘をするのは避け、別の上司に相談するのもひとつの方法です。
威圧的な上司の存在は、時に脅威に感じることもあるかと思いますが、頼れる存在になる可能性も秘めています。必要以上に怖がらず、勇気をもって接してみましょう。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵