• 2016年8月5日
  • 2021年11月15日

「におい」に関するマナー

 

夜勤などの長時間勤務やハードワークで汗をかいて体臭や口臭が気になるということありませんか? 患者さんに触れるほど接近することも多く、病気でにおいに敏感な患者さんもいますので、看護師として注意しておきたい「におい対策」についてご紹介します。

口のにおい

勤務中、難聴の方や高齢の方などには顔を近づけて話すことも多いですよね。そのため、普段からマウスウォッシュを使用し、食後は歯磨きを行いましょう。 とくに夜勤の間は唾液の分泌が低下するため、口臭が強くなりがちです。勤務中はできるだけ水分を多くとり、休憩中には適度に歯磨き、うがいを行うように心がけましょう。

わきのにおい

ふと手を上げたときの「わきのにおい」が気になるときは、制汗剤や使い捨てタイプのわき汗パットやパット付きインナーなどのアイテムを活用しましょう。制汗剤の香りは、患者さんに不快感を与えることもあるので、基本的に無香料のものを使用するのがベターです。
制汗剤の使用と合わせて大切なのは、こまめに汗をふいたり通気性・吸収性のよいインナーを着けたりして、わきを清潔に保つこと。また、スプレータイプやロールオンタイプの制汗剤を何度も使うときには、シートタイプの制汗剤でわきを一度ふいてからつけると、消臭効果が長持ちします。

患者さんに不快感を与えないよう、こまめにケアできるといいですね。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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