「上司に頼みごとをするのは気後れしてしまうし、言い方が難しい……」という方は多いのではないでしょうか。ただ、仕事をスムーズに進めるためには、上司・部下関係なくお互いに協力し合うことが必要です。正しい言葉づかいで、上司にお願いしたいことをきちんと伝えられるようにしましょう。
枕詞を使う
頼みごとを切り出す前には、謙虚な気持ちが伝わるよう、「申し訳ございませんが」あるいは「恐れ入りますが」といった枕詞を使うのがポイントです。相手が忙しそうな場合には、「失礼します。今お時間よろしいでしょうか?」と確認してから、本題を話すようにしましょう。
相手の許可をとる
「力を貸してください」「お願いします」という一方的な依頼の仕方はNGです。「力を貸していただけないでしょうか」「お願いしてもよろしいでしょうか」などのように、相手に許可をとるような形で伝えましょう。
相手の時間を割いてもらうときには、相手の状況に配慮した伝え方ができるといいですね。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵