• 2020年7月7日
  • 2021年11月16日

後輩指導のマナー

 

新人看護師や後輩の指導に悩む方は多いのではないでしょうか? 今回は、後輩を指導する際のマナーや気をつけたいことについてご紹介いたします。

詰め込み過ぎない

後輩へ指導を行うとき、すでに自分では理解していることを教えるため、たくさんの情報を一気に伝えてしまいがちです。

多くのことを一気に詰め込み過ぎてしまうと、「こんなに覚えられない」「できないかも」と、自信を無くしてしまうかもしれません。情報整理がしやすいように、一度伝えたことを、一緒に確認しながら進められるといいでしょう。また、メモを取る時間や質問などの時間を設けておくと、落ち着いて話を聞くことができ、後で整理しやすくなります。まずは指導を行う相手のペースを考えながら進めていきましょう。

相談しやすい雰囲気作りを行いましょう

後輩によくみられるのは、先輩に対する「遠慮」です。
忙しい業務の中、何かあっても先輩にはなかなか声をかけにくく、相談しづらい雰囲気があります。そのため、相談する前に自己解決しようとして、インシデントやアクシデントにつながってしまうことがあります。
後輩が「今さら聞けない」という状況を作ってしまわないように、話を聞く時間を設けるようにしましょう。とくに夜勤業務が始まると、不安が大きくなります。日勤とは違う業務が加わり、スタッフの人数も限られます。緊急時にも対応できるよう事例を交えながら、具体的な指導を心がけてみてくださいね。

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