第一印象を左右する!? アイコンタクトの取り方
誰かと言葉をかわす際、お互いの目を見ることはコミュニケーションの基本です。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるほど、アイコンタクトは自分の気持ちを相手に伝える重要な要素。第一印象を左右することもあるのです。初めて来院する患者さんなど、初対面の相手にも好感を持たれるアイコンタクトの方法をご紹介します。
アイコンタクトを取るときは、話している相手の左右の目と鼻を直線で結んだ箇所を見ます。過度に目を見つめると相手が緊張感をもってしまう場合があるので、1分間のうち30秒前後、ときどき視線を外しながら見るようにするのがコツです。相手の話にうなずくのと同時に、目を上下に動かすのもいいでしょう。話の要所で「理解していますよ」という共感の気持ちや「あなたを信頼しています」といった気持ちを込めて目を見るようにしましょう。
アイコンタクトが苦手な方は……
相手の目を見るのが苦手な方は、最初は目ではなく、まばたきに意識を向けるようにすると、それほど抵抗なく見ることができます。どうしても目を見られない場合は、相手の鼻を見るようにするといいでしょう。
適度に目を見つめ合うことは、お互いの好感度と魅力がアップする秘訣。適度なアイコンタクトを用いて、良好な人間関係が築けるといいですね。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵