• 2020年1月15日
  • 2021年11月16日

復職の不安を解決してくれるおすすめの本

 

医療が日々進化しているのと同じように、看護技術にも変化があります。そのため、「新しい知識や技術への不安」が、復職の大きな壁になることも少なくありません。そうした不安を少しでも取り除くためにも、まずは書籍で最新の情報や知識を学び直してみてはいかがでしょうか。今回は、復職前にも復職後にも役立つ、おすすめの本をご紹介します。

復職に役立つのは写真・イラスト重視の一冊!

おすすめはなんといっても視覚的に分かりやすい本。看護技術は文章で読んでもイメージがわかないからです。私も、復職時に大まかな手順は体で覚えていましたが、細かな作業部分があいまいでした。例えば、点滴の固定方法や膀胱留置カテーテルなどの看護技術です。また、手順だけではなく、使用する物品も新しいものがたくさん出てきているので、それに合わせた手技も必要になってきます。最新の知識や技術を簡単に学ぶためにも、まずは下記の書籍を参考にしてみましょう。

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「完全版 ビジュアル臨床看護技術ガイド」 (照林社)

臨床に必要な看護技術が全ページカラーになっているので、視覚的にもわかりやすい1冊です。内容は51項目あり、写真付きで解説されています。

上の3冊は、看護学校の教科書にも採用されている「みえる」シリーズです。学生向けに「なぜ?」「どうして?」という疑問に答える構成になっているほか、エビデンスもしっかり記載されているので、看護の基礎はもちろん、最新の知識や技術を学びなおしたい方にはおすすめ! 豊富なイラストや写真で手順が解説されていて、頭に入りやすいのも大きなポイントです。

また、手順だけではなく、器械やさまざまな物品についての使用のコツなどが多数掲載されているのも特徴のひとつ。特に、観察ポイントを盛り込んだフィジカルアセスメントでは、問診から患者さんへの声掛け、心音や呼吸音の聞き方まで丁寧に記載されています。実際の音については、QRコードをスマートフォンで読み取り、聞くことができるコンテンツもありますよ。

今回紹介した本は復職前後に役立つものばかりなので、ぜひ手にとってみてくださいね。

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