• 2019年8月7日
  • 2021年11月16日

新人看護師・夜勤のマナー

 

新人看護師が夜勤デビューをしたとき、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。
今回は新人看護師の夜勤にまつわる事例を交えながら夜勤のマナーについてご説明します。

経過報告をする

日中とは違い、夜勤ではスタッフの人数も減るぶん、担当する患者も多くなります。また、入職当初とは違い、先輩がマンツーマンで教えてくれることもなくなるため、タイムリーに報告がしにくいと感じることもあります。 新人看護師によくみられるのは、遠慮や観察不足によって起こるミスが生じやすいことが挙げられます。
これらは、定期的な途中経過の報告によって防ぐことができます。 先輩によっては「いちいち報告しなくていい」と言われることもあるかと思いますが、バイタルサインの異常や観察項目など、気になることは念のために報告させてもらえるようなコミュニケーションを事前にとっておくことをおすすめします

緊急時の対応について学んでおく

夜勤は日勤とは違う業務が加わってくるため、混乱することもあるかと思いますが、人数の少ない夜勤時に大事なことは急変など緊急時の対応ができる」ことです。 ナースコールにも対応しながらの緊急対応は、一人ひとりが自分の役割を迅速に確実に行うことが重要です。物品の位置や使用方法、役割分担と緊急時の対応についての流れを、できるだけ早期に把握しておきましょう。
前もって緊急対応時の流れを把握しておけば、「何か起こったらどうしよう」漠然とした不安は軽減されます。

夜勤はスタッフの人数も減るため、何かとプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、慣れないうちはきちんと先輩に相談しながら、確実に業務を遂行できるよう心がけましょう。

お一人で悩まず、看護師専任の
キャリアアドバイザーに相談してみませんか?

著者プロフィール