• 2015年4月17日
  • 2021年11月15日

新人指導で言ってはいけないNGワードとは?

 

新人指導で言ってはいけないNGワードとは?

新人指導で言ってはいけない代表的なNGワードに、「なぜ」「どうして」という言葉があります。
「なぜ、○○しなかったの?」「どうして○○なの?」などは、理由を尋ねる質問としては非常に使い勝手の良い言葉です。

しかし、これらの言葉は、指導者に責める意図がなくても、言われた相手は「責められている……」と受け取ってしまうのです。 また、この聞き方は「過去に向けた質問」と呼ばれ、有効な解決策がなかなか見つからないという特徴があります。

指導する相手に何かを確認する際は、「○○しなかったのは、どんな理由があったの?」など、相手の行動の背景を探る質問をしてから、「次に○○ができるようになるためには、どんなことが必要?」と、「未来に向けた質問」をしていくことで対処方法が見つかりやすくなります。

言葉の言い回しを変えるだけで、さまざまな発見が得られます。新人指導がうまくいかないという方は、ぜひこの方法を取り入れてみてくださいね。

文:看護師/カウンセラー 坂口千絵

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