• 2019年1月29日
  • 2021年11月16日

【看護師の復職】成功させるための情報収集法

 

慢性的な人手不足と言われる看護師。人手を求めている職場がたくさんあるため、復職自体は比較的しやすい状況です。一方で、「採用されたから」と安易に復職することによりミスマッチが起こりやすいという問題も。「こんなはずじゃなかった」「自分に合わなかった」と後悔しないように、今回は、復職を成功させるための情報収集法を伝授いたします。

知っておきたい、5つの情報収集テクニック

しばらく看護の現場を離れてしまうと、最新情報や現場の状況にまつわる情報を得にくい環境に陥りがちです。復職をするにあたり、自分はどんな環境を望んでいるのか、希望を明確にしたうえで、以下の項目を参考に自分に合った職場を探してみてください。

テクニック1:働いている人の生の声を聞く

実際に現場で働いている人からの情報はとても具体的なので、職場の雰囲気や人間関係、自分が働いたときのイメージをするのに役立つでしょう。また、顔見知りであれば自分が気になることを直接質問しやすい、というメリットもあります。看護学校時代の友人や働いていた時代につながりのあった人を通じて知りたい情報を得るなどの方法があります。

ただし、価値観は人それぞれであることを忘れないでください。なかには、職場の悪い情報や愚痴ばかりを話す人もいます。そのような先入観から新しい職場に入ることをためらってしまうのはもったいないことです。現場の人から得た情報は、あくまで参考程度にとどめましょう

テクニック2:現場を見学し、実際に自分の目で確認

復職前にはぜひ一度、職場を見学するのがおすすめです。自分の目で「見て・聞いて・触れる」ことで、実際に働いている様子がイメージしやすくなります。

また、抱えている不安や心配事などを直接聞き、その場で解決しやすいというメリットもあります。病院の雰囲気やスタッフ同士の関係、通勤方法など、ネックになっていた不安要素を軽減できるかもしれませんよ。

テクニック3:キャリアアドバイザーに相談する

看護師の転職をサポートしてくれる、キャリアアドバイザーに相談して情報を集めるのもおすすめです。キャリアアドバイザーは、一人ひとりの能力や価値観、興味、希望条件などさまざまな背景を加味したうえで、最も望ましいキャリアへと導いてくれる専門家です。看護師の転職について、幅広い知識と情報を持っています。

「どのような働き方があるのか」「自分に向いている職場があるのか」など、漠然とした悩みにも丁寧に対応してくれるだけでなく、自分では気がつかなかった適性を見つけてくれるのもプロならでは。じっくりと自分に合った復職をしたいという方は、ぜひ一度キャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。

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テクニック4:看護師限定の就業相談フェアやイベントに参加

年に数回、全国各地で行われている就業フェアやイベントに参加してみるのもひとつの手です。「就業相談」とはいえあくまでもイベントなので、緊張感はほとんどなく気軽に参加できます

会場内には病院や施設のブースが立ち並び、さまざまな情報を得ることができます。また、就業に向けた不安やお悩みの相談コーナーが設けられていることがほとんどです。イベントにもよりますが、参加無料、予約不要、託児サービス付きなど、うれしいポイントも盛りだくさんです。住んでいる地域の情報を、ぜひ見つけてみてくださいね。

テクニック5:地域の看護協会に相談・登録する

都道府県ごとに配置されている看護協会では、無料の職業紹介を行っています。ブランクのある看護師へ向けた復職のための研修や、相談窓口もあります。職業紹介から復職支援まで、幅広い悩みに対応してくれるため、登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

最後に

復職をするからには、長く働き続けられる職場を選択したいものです。そのためにも、さまざまな情報を集めることが大切。ぜひ今回ご紹介した方法を参考にして、スムーズな復職を目指してくださいね。

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