• 2016年5月3日
  • 2021年11月15日

看護師の持ち歩きノートの書き方、効率的なメモの方法で仕事効率アップ

 

看護師の方は、持ち歩きノートやメモを日常的に活用するかと思います。上司・先輩からの指導や説明など、「絶対に忘れてはならない情報」をメモするとき、あなたはどのようなことに気をつけていますか? 「相手の話すスピードが速すぎて、メモが十分に取れなかった」「メモの字が汚すぎて読み返せない」などの悩みを解決する、看護師の持ち歩きノートの書き方、効率的なメモの方法を伝授します!

効率的にメモを取るためのポイント

ここでは看護師の持ち歩きノートに効率的にメモする方法を紹介します。

話された内容をすべてメモしようとしない

持ち歩きノートに相手の話したことを一字一句聞き漏らさないようすべてメモしようとすると、当然のことながら書く量が増えます。結果、筆が追いつかず文字が乱雑になったり、メモすることに気を取られて内容を聞き逃してしまうこともあります。そのため、書く文字量をできる限り少なくできるよう意識することが大切です。

▼メモ例 ・簡略化する 「ポイント」→(ポ)など

・略語や矢印を活用し、要点を箇条書きにする 「報告・連絡・相談はリーダーに行い、場合によっては自分で直接、看護師長・部長あるいは医師に報告」と説明された場合→「報連相→リーダーor師・部・Dr(自分で)」など

持ち歩きノートに記載した内容を相手に確認する

時間に余裕があるときは、説明されたあとでメモした内容を復唱し、間違いがないか相手に確認しましょう。また、相手の話すスピードに対し、どうしてもメモが追いつかない場合は「少々お待ちいただけますか?」とお願いすることも大切です。

効率化の極意は、メモを取ったあとの行動

仕事効率化のカギはメモを「取るとき」ではなく、「取ったあと」。
メモを取ると安心するのか「後日、見直せば大丈夫」と思ってしまいますが、人の記憶は20分後には42%、一日経つと74%忘れてしまうといわれています。つまり、もし書いた字が読み取りにくい場合、見返すのが遅ければ遅いほど内容を判別しにくくなるのです。

でも、忙しくて余裕がないときは「復習しなければ……」「整理しなければ……」と考えながらも十分な時間がとれずに、メモを見返すのが後回しになってしまいがちですよね。 そんなときは、休憩時間などを利用して、まずはその日のうちにメモを流し読みしましょう。「そういえばこんなことも教わった」と書き加えるだけでも、情報は整理されます。

また、重要だと感じたことは赤字で強調するなどして、後から見返してもわかりやすくしておくのもポイント。できるだけ早い段階で読み返し、メモを見やすい形に整えることを心がけましょう。 ただ記録するだけではなく、情報伝達・整理の効率化を考えて看護師の持ち歩きノートを作成を作成できるといいですね。

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